ロゴの再印字サービス

コラム

利用されるお客様からとても好評をいただいている当社の研ぎ直しサービス。専門の職人が包丁の状態を見ながら手作業で刃付けをし直すので、購入当初のような切れ味に回復できます。また、目視できなくなったロゴの再印字や包丁全体の研磨メンテナンスも行うため、表面のくすみや汚れなども落ち、見た目もよみがえります。
今回は研ぎ直しの際に行われるサービスの一つ「ロゴの再印字」について紹介します。

※研ぎ直しは弊社製品に限り承っており、他社製品は対象外です
※再印字は包丁の原型からかけ離れた形状や、商品によってはできない場合があります

目視できなくなったロゴの再印字

研ぎ直しの包丁が届くと、まず受付担当者が状態を確認し、記録や仕分けを行います。 このとき、包丁に印字されている「GLOBAL」などのブランドロゴの状態も確認します。
前提として、大切なロゴはそのままの状態で研ぎ直しを行っていますが、ロゴが完全に消失しているものは、包丁全体の研磨を行った後、再印字を施します。

現品を確認し、それぞれの包丁に合わせた位置決めと印字

研ぎ直しを依頼される包丁は、日々のご使用やメンテナンスなどにより、元の形から研がれて細くなっていたり、短くなっていることもあります。状態を見ながら、型を探し、再印字位置を決めます。

包丁ごとに印字型があるので、該当するものを探します。

包丁にロゴの型紙をあてながら、バランスを見て、再印字の位置を決めます。
(お客様の包丁はそれぞれ思いの詰まった一点もの、緊張しますね)

印字位置が決まったら、作業中に動かないように型を固定します。

再印字は電解マーキングという方法で印字します。電解マーキング(エッチングや腐食ともいわれます)は通電性のある金属面に専用の電解液を使って電圧をかけ、表面に化学変化を起こして変色させ、文字や形を定着させる印字方式です。

きれいに印字が入りました!
印字の前には研磨担当者が刀身から柄まできれいに磨いているので、再印字された包丁はまるで新品のような輝きです。

ロゴの再印字サービスについて

ロゴの再印字は、通常の研ぎ直し代(刃付け、研磨、復路送料、代引き手数料込)以外に追加料金はいただいていません。別途申込みの必要はなく、お客様の包丁を拝見し、再印字の対象となる場合にサービスとして対応しています。

包丁は長年使っていると、表面に細かなキズが付いたり、汚れなどでくすんでしまうこともありますが、当社の研ぎ直しサービスでは、刀身やハンドル部分の研磨、ロゴの再印字など見た目の部分も一つ一つ丁寧にメンテナンスしていますので、より長く、気持ちよく使っていただけます。
GLOBAL包丁を定期的にメンテナンスしながら、料理の相棒として是非ご活用ください。