研ぎ直しサービスご利用時の包丁の送り方について

コラム

吉田金属工業では、自社製品の研ぎ直しを承っています。包丁は使っているうちに徐々に刃先が摩耗し、切れ味が鈍くなっていきます。研ぎ直しサービスを利用することで、購入当初のような切れ味に戻すことができます。

このコラムでは研ぎ直しサービスの依頼について、よくいただく質問や詳しい送付の方法、お願いしたいことについてご紹介します。

包丁はどうやって梱包すれば良いの?

上図のように、段ボールや牛乳パックなどの厚手の紙でサヤ状のものを作って刃を保護し、輸送中に刃先が突き出ないようにしてください。

その後、下図を参考に、送付に使う箱や封筒などの形に適した方法で梱包してください。台紙に貼り付けて包丁を固定する、箱内の空きスペースを新聞紙などの緩衝材で埋める等、輸送時に包丁が中で動かない形がベストです。

どんな方法で包丁を送れば良いの?

特に配送業者や配送方法に指定はありません。送り状の品名欄へは「研ぎ直し依頼:キッチン用品」と記入をお願いします。

当社まで包丁を送る際の送料はお客様負担となるため、郵便局やコンビニで販売されているレターパックの利用がおすすめです!

郵便局 | 日本郵便株式会社
レターパックは、A4サイズ・4kgまで全国一律料金で、信書も送れるサービスです。専用封筒に荷物を詰めるだけで、全国どこでも370円もしくは520円で送付可能。ポストにも投函できます。

赤色のレターパックプラス・青色のレターパックライトいずれも当社で受取可能です。どちらもA4サイズ・重量4kg以内で利用可能ですが、レターパックライトはこれに加え、厚さを3cm以内とする規定があります。レターパックに入るかは、下図のようにA4サイズの紙の上に置いて包丁全体が収まるかどうかで簡易的に確認することもできます。

包丁のサイズや養生のボリュームによりますが、研ぎ直しの依頼本数が1~3本程度であればレターパックに入る場合が多くあります。ただし、無理矢理入れて刃先が飛び出たりしないよう、余裕を持った梱包をお願いします。

包丁は洗わずに送っても良いの?

包丁は必ず、中性洗剤で手洗い後、水気をふき取り乾燥した後で梱包してください。包丁に水気が付いたままの状態が長く続くと、サビが発生する恐れがあります。また、包丁に食材カスや油脂が付いたままだったり、汚れの付着が酷い場合などは研ぎ直しサービスの提供自体をお断りすることもあります。

その他、包丁に直接粘着テープを貼る・ラップで巻くなどの養生は、刀面を変質させる恐れがありますのでおやめください。

包丁だけ送れば良いの?

研ぎ直しのお申込フォームからお手続き後、お届けする自動返信メールに「受付番号」が記載されています。
この受付番号とお申込者のお名前の2点を簡単なメモに記入し、包丁を送る荷物へ同封してください。

メモの同封がなく、受付番号が確認できないと、通常よりも研ぎ直しにお時間をいただく場合があります。ご協力をお願いします。

これらのことを参考に、研ぎ直し希望の包丁を当社新潟本社までお送りください。研ぎ直しサービス概要は下記ページにて確認できます。